放棄が起きる時、その対処
相続といえば、死んだ人からもらったり、受け継いだりするもののことを言います。
では、相続は、どういった場合に放棄となってしまうかということについて書きます。
民法９２１条の条文には、
相続される財産を一部処分してしまった時とかいてあります。
だから、自分がもらえるはずの財産を自分で処分してしまった場合は、相続できない状態になります。
自分たちで勝手な判断で、銀行の口座の通帳や、その人が生きていたときに買ったものや財産価値に
なりそうなものを勝手に自分で処分をしてしまうと法律上もらえないんです。
自分のものと、死んだ人の物は分けておかなければならないから色々と大変だと思います。
しかし、それを考えると、生きているうちにやらないといけないことは沢山あると思います。
生きている時に、決めていけば苦労することはないので、今できる限りやってみることがおすすめです。
例えば、エンディングノートを作っておくととても役に立ちます。
こういった手間を惜しまないように生きた方が良いです。
遺産相続にまつわる悩みはアドバイザーに相談
兄弟が多くて話がまとまらず遺産分割協議が長引き難航している、他界した父親に膨大な額の借金があることがわかり遺産を相続すべきか放棄すべきか悩む、ほとんど価値の無い売れない不動産が遺産として残されており対処に困る、遺言書が残っていないのでそれぞれが自分に都合が良いように主張してきて喧嘩が勃発する、父親が無くなり残された母親の介護を自分がするというのを条件に長男が遺産を独り占めしようとするなど、遺産相続にはありとあらゆる問題がつきまとい一筋縄ではいきません。
問題がこじれて遺産分割協議が進まず悩んでいるなら、アドバイザーに相談してみましょう。
遺産相続のことを知り尽くした専門知識が豊富なアドバイザーに相談すれば、起こっている問題や抱えている悩みに応じたベストな解決策を見出してくれます。
ためになる有益な情報や分割協議を円滑に進めるためのコツなども知ることが出来ますし、わからないことがあれば何でも気軽に相談することが出来て安心です。